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下学
「下学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下学の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
は象形字と知れ切って居るが、その音は嘶声を擬《まね》たものと解くほかなかろう。『
下学集』に胡馬《うま》の二字でウマなるを、日本で馬一字を胡馬《うま》というは無理....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぬものというに至ったごとく、庚申の夜夫婦の道を行うを避けたところから、後には、『
下学集』に〈この夜盗賊事を行うに利あり、故に諸人眠らずして夜を守るなり、ある説に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぶ声に由ったものらしい、魚をトトというは異源らしい。『骨董集』上編上を見よ。 『
下学集《かがくしゅう》』上、鶏一名|司晨《ししん》云々、日本にて木綿付鳥《ゆうつ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
魚の部に入れた。それを『本草綱目』始めて獣部に収めた。本邦でも足利氏の中世の編『
下学集』には鼠は虫の総名と書いた。されば支那の虫焼きてふ虫は冬蟄する一切の虫やそ....
「カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
類編』であろうと思う。そして同書にはまた、蠡実をもカキツバタとなしてある。次に『
下学集』にも杜若がカキツバタとなっている。これでみるとカキツバタを杜若であるとし....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
しょう。
なんです、その顔は。
今から講堂へでも出て行こうと云うのですか。
形而
下学と形而上学とがさながら現われて来て、
灰色の顔をしてあなたの前にでも立ってい....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
タと非人との区別も判然せず、エタの事を河原者とも呼んでいた。室町時代文安元年の「
下学集」に、 とある。当時に於いては屠児すなわち獣肉を扱う者をも、河原に住んで....