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下穿
「下穿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下穿の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新生」より 著者:島崎藤村
る時より外にあらわにしたことの無い足だけを包んで置いた。宿屋の浴衣《ゆかた》に靴
下穿《くつしたばき》という面白い風俗で、二人は互いに足を投出して見た。清々とした....
「澪標」より 著者:外村繁
敷は既に家屋は取り払われ、南を受けて物干しが立てられている。しかし厳格な母は女の
下穿《したばき》の類をその物干しに干すことを許さない。裏庭の物置小屋の軒下に、女....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
以後の婦人の外出について〉というタイトルがついている。 一、外出ニ際シテハ必ズ
下穿(猿股、ズロース)ヲ着用シ、更ニ「モンペ」ヲ着装スルコト。 一、他人ヲ挑発ス....
「双面獣」より 著者:牧逸馬
レイスの附いた布が浮かぶとも沈むともなく漂っているのを認めた。ドロシイの肌着と|
下穿き《ズロウス》だった。これに勢いを得たフレッド・ドウマイアは、洋袴《ズボン》....
「土から手が」より 著者:牧逸馬
屍体を最寄りの葬儀屋へ運んだ上で、より詳細に死因と身許の調査をしてみたが、肌着、
下穿き等からは凡べて洗濯屋のマアクが切り取ってあるし、その他、特徴として身許の手....