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下谷一番
「下谷一番〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下谷一番の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天守物語」より 著者:泉鏡花
ざる、一人姉さん鼓が上手。 一人姉さん太鼓が上手。 いっちよいのが下谷にござる。
下谷一番|達しゃでござる。二両で帯買うて、 三両で括けて、括けめ括けめに七総さげ....
「照葉狂言」より 著者:泉鏡花
ツ、) (七ツ七ツは十四じゃあないか。……) しのぶは声を合せてうたいぬ。 (
下谷一番|伊達者でござる。) (五両で帯を買うて三両で絎けて、) (絎目々々に七....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
児島十二郎というのが緒方氏そのままです。卒業の宴会が松源という料理屋であった時、
下谷一番といわれる美しい芸者の持って来てくれた橘飩を、その女の前でゆっくり食べて....