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「不加減〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

不加減の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
御様子、誠に御無礼な事を申すようでござるが、お嬢様を手前の妹の積りにして、手前は不加減で二階に寝ていたとして詫入れゝば宜しい」 織「何ともそれでは恐入ります事で....
渋谷家の始祖」より 著者:宮本百合子
を誘い出された。 手にも取らず、凝と茶碗の中を見詰めている正隆に、夫人は、 「不加減でございましょうが、どうぞ」 と云いながら微笑んだ。 何が可笑《おか》し....