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「不動智〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

不動智の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
こありませんね。全体どうすればいいんです」 「御前は沢菴禅師《たくあんぜんじ》の不動智神妙録《ふどうちしんみょうろく》というものを読んだ事があるかい」 「いいえ....
鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
是《これ》皆心の留まりて手前の脱け申により可申候」 と沢庵《たくあん》禅師の「不動智」にあるが、無念無想の境にあって敵に応じて無より出、無限に働くのを極意とし....
血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
るにも、道場へ通って、竹刀や木刀で打ち合うことだけでは満足しないで、沢庵禅師の「不動智」とか、宮本武蔵の「五輪の書」とか、そういう聖賢や名人の著書を繙くことによ....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
を禅に叩くことになる。 沢庵が柳生|宗矩のために書き与えたという「太阿記」や「不動智」の内容を見ても、また、古来の剣人の筆になる伝書や幾多の著書を見ても、その....