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不惜身命
「不惜身命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不惜身命の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風流仏」より 著者:幸田露伴
、湧くや額に玉の汗、去りも敢ざる不退転、耳に世界の音も無、腹に饑をも補わず自然と
不惜身命の大勇猛には無礙無所畏、切屑払う熱き息、吹き掛け吹込む一念の誠を注ぐ眼の....
「取返し物語」より 著者:岡本かの子
くやら。お縋り申すは弥陀の御威徳』(合掌) 源右衛門(同じく合掌)『法の為めには
不惜身命の誡。やわか功徳の無いことがあろうか。生き残るも、死に往くもあなた任せ。....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
を作っていたことが、真からさもしいことになろう。また、三斎公様の御恩にこたえて、
不惜身命の御奉公をなさる覚悟でもなければならぬこと、お救い米のような、六人|一括....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
忠之、寺沢|堅高、等々々のうち、とりわけ私がおもしろく思ったのは、山本有三氏が“
不惜身命”という作品の中で主人公としている石谷十蔵貞清の書状などがあることだった....