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世を張る
「世を張る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
世を張るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
ぎれ》だの、古代更紗《こだいさらさ》だの、そんなものを器用にきちんと並べ立てて見
世を張る袋物屋《ふくろものや》へでも行って、わざわざ注文しなければ、とうてい頭へ....
「今戸心中」より 著者:広津柳浪
大きな声で大口を利くのが、いかにも大酔しているらしく聞えた。 その日も暮れて見
世を張る時刻になッた。小万はすでに裲襠《しかけ》を着、鏡台へ対《むか》って身繕い....