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世界史
「世界史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
世界史の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西郷隆盛」より 著者:芥川竜之介
当《あて》になりそうで、実ははなはだ当にならない。ウオルタア・ラレエが一旦起した
世界史の稿を廃した話なぞは、よくこの間《かん》の消息を語っている。あれは君も知っ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
、オランダ侵入以来わずか五週間で強敵フランスに停戦を乞わしめるに至りました。即ち
世界史上未曽有の大戦果を挙げ、フランスに対しても見事な決戦戦争を遂行したのであり....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
藤井三郎『啓蒙雑記』・条野伝平『啓蒙地理略』・の如き)、併し明治初年のこの時期は
世界史的に見ても広義の啓蒙期に入れることが出来るだろうし、又その思想史の系統から....
「地球要塞」より 著者:海野十三
われは、大東亜共栄圏の自衛上、武器をとって立ち上らなければならないのだ。そして、
世界史始まって以来の最大の死闘が、この地球上に展開されるであろう。そのへんの覚悟....
「科学論」より 著者:戸坂潤
ったのである。ギリシアに於ける民族的史学はギリシア=ローマのポリュビオスに至って
世界史の始めともなる。歴史哲学はヘブライ思想の系統を引いて(例えば聖アウグスティ....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ントの文化哲学も、まだなおこの原理を忘れてはいない。――この頃H・G・ウェルズの
世界史がジャーナリスティックな名声を博した原因も恐らくこの点にありはしなかったか....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
勿論今日のヒューマニズム論はそこから出て来たものではない。ヒューマニズムは一つの
世界史的運動なのだ。今日のヒューマニズムと雖もこの運動の、現代風のそして又日本風....
「辞典」より 著者:戸坂潤
、事物の持っている意義を、世界の有つ意味を解釈することを目的としていたのである。
世界史はだから彼によると、神の世界計画が如何に合理的に実現したかという神義論だと....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
盛んに覆しては、自分の権威をひけらかしたが、その結果かどうか知らないが、われ等の
世界史的な審判のサイレンは遂に慶応方のために鳴り響こうとしたのである。その瞬間、....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
に確かにそれはファシズムとしての本質の露出であるのだ。なぜというに、ファッショの
世界史的本質は、ほかならぬ資本制そのものの最後の藩屏となることにあるからである。....
「入営する青年たちは何をなすべきか」より 著者:黒島伝治
った同志や親爺や兄弟達にさしむけるのではなくブルジョアジー解除した後にのみ、その
世界史的見地に叛くことなく、あらゆる武器を塵芥の山に投げ棄てることが出来る。そし....
「悲願に就て」より 著者:坂口安吾
体が社会状勢の変化から人間そのものが革命的な影響を受けるなぞということは、従来の
世界史に殆んどその例が見当らないように極めて稀有なことであろう。まして根ざすとこ....
「ヒルベルト訪問記」より 著者:高木貞治
illiard 聞かされたか,というようなことらしい.近頃先生は Wells の
世界史概説を愛読していられるそうです(例の一冊物,近頃そのドイツ訳が盛んに行われ....
「学究生活五十年」より 著者:津田左右吉
アといったかと思うが、かなり程度の高い学校の教科書として書かれたものらしかった『
世界史』を読んだ。ぶあつなものであったが、書きかたがごたごたしていて、歴史の大す....
「啓蒙の現代的意味と役割とについて」より 著者:戸坂潤
、藤井三郎『啓蒙雑記』、条野伝平『啓蒙地理略』、の如き)併し明治初年のこの時期が
世界史的に見ても広義の啓蒙期に入れることも出来るだろうし、又その思想史の系統から....