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並置
「並置〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
並置の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「科学論」より 著者:戸坂潤
の特徴的な場合であった。併し例えば生産力と権力、階級と国家、などを同一平面に於て
並置してその理論を出発させる処の、今日の各種の(専門的乃至デマゴギー的)ブルジョ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
するのであるか。精々が現実の秩序にぞくするA→Bが、解釈の秩序にぞくするB→Aと
並置されることによって、現実性の原理を去勢されて可能性の原理にまで還元されるのが....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
反対の機能に帰する、と云わざるを得なくなりはしないだろうか。之を文芸懇話会と対比
並置して見ることも、だから、相当興味があることだろうとさえ思われるのである。
....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
予想したもので、後それが実現せられて西の間の阿弥陀仏が安置せられ、ここに三本尊の
並置となり、左右の均斉を得るに至ったのであった。けだし中の間の釈迦仏は太子の御為....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
風光やや佳なり。園内またひろく、多く熱帯樹の繁茂せるを見る。その一隅に小動物園を
並置す。また、日本より移植せるつつじあれども花なし、ただ秋花の艶を競うを見るのみ....