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中使
「中使〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中使の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「オンチ」より 著者:夢野久作
頭よりもヨッポド恐ろしいぞ」 「アハハハ。冷やかすなってこと……アタマは生きてる
中使っとくもんだ。まだあるんだぜ。……いいかい……西村さんが十四銀行から金を出し....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の子を軽蔑するのはムリがないようなフシもあるね。便所へ立ったら、客用の便所は修理
中使用禁止とあり、楽屋の便所を使う仕組みになっている。ダンサーの脱衣所の隣りであ....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
だ多い。年季中に暇を取るものは罰金を取るとか、或る親方から他に移り変るものは組合
中使用せぬとか除名するとか、これから修業しようという弟子側に取っては不利益な規約....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
台所へ上り込みて自ら火鉢の火を煽《あお》ぎ「大原さん、お醤油は何処の台所でも一年
中使うものですから簡略な検査法位知っていなければなりません。極《ご》く無造作な事....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
すから色々な掛汁《そーす》に大概は少しずつ入ります。こうして沢山取っておくと一年
中使ってどんなに便利だか知れません。それからジャムの方は最初から少しも水気を付け....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
議講堂における講演 一九五九(昭和三十四)年三月十二日 社会党第二次訪
中使節団々長として 中国の友人の皆さん、私はただいまご紹介にあずかりました日本....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
違うからですが一つは外国に家庭の養鶏という事が盛《さかん》なためです。巴里で一年
中使う玉子の半分以上は家庭の鶏《とり》が生んだものだと申します。仏蘭西ばかりであ....