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「中売り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中売りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
足迹」より 著者:徳田秋声
借りて行ってから顔を覚えられてしまった、近所の折を拵える家の子息だという顎の長い中売りの男が、姿を見つけて茶を持って来ながら、 「お連れさんがそこへ来ていらっし....
甘話休題」より 著者:古川緑波
とを、覚えている。 明治四十何年ぐらいの、銀座だった。 その頃、活動写真館の中売りが「ええアイス、アイスクリン」と呼びながら売っていた、薄味のアイスクリーム....
氷屋ぞめき」より 著者:古川緑波
。卵がうんと入っているように見せて、そんな色を着けたのかも知れない。 映画館の中売りが売って歩いたのは、正にその黄色で、牛乳も何も入っていない、名前も、アイス....