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中昔
「中昔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中昔の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「能とは何か」より 著者:夢野久作
、キチガイの乞食女が宮女と同様のキモノを着ていたり、そうかと思うと大昔の軍人と、
中昔の軍人とが同じ扮装であったりするので、話だけ聞くと嘘のようであるが、それでい....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
がしまもえもん》、宮島伝吉、藤田小三郎、山中平九郎、市川団十郎ら声名ありし時代を
中昔《なかむかし》となしぬ。正徳より享保の末《すえ》は末昔《すえのむかし》と呼び....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
たのだが、
今は蝸牛の殻ばかりだ。
その中へ色々な怪物が潜り込んで、支度をして、
中昔をそのままに、蘇らせて見せるのだ。
中実は悪魔の小僧でも、
この場はやんやと....