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「中村福助〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

中村福助の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
じをあたえたらしい。わたしが覚えてからの市村座は、先代の中村|芝翫を座頭にして、中村福助、片岡|我童、市川権十郎、関三十郎などの顔ぶれで、我童と権十郎とが殆んど....
島原の夢」より 著者:岡本綺堂
しきりに聞える。美少年は市川左団次の久我之助である。 姫は太宰の息女|雛鳥で、中村福助である。雛鳥が恋人のすがたを見つけて庭に降り立つと、これには新駒屋とよぶ....
源之助の一生」より 著者:岡本綺堂
ず、彼も団菊の相手となるを喜ばず、両者の折合が付かなくなった上に、もうその頃は、中村福助(今の歌右衛門)が歌舞伎座の立おやまたるの位地を固め、尾上栄三郎(後の梅....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
話柄に残れり。彼は文筆の才ありて『手前味噌』『絶句帳』などの著述あり。 ○三月、中村福助の人気頂上に達し、新富、市村、千歳の三座かけ持ちにて出勤。 ○四月二十六....