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中神
「中神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中神の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
飄逸な御気象に渡らせられたところから、大名共の手土産高を丹念な表に作り、これを道
中神妙番付と名づけ、上から下へずっと等級をつけておいて、兎角、音物献上品を出しお....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
糸を赤変す。綾羅錦繍触るるもの皆色を変ず。粒化して魚目に擬し、陶壺中に鉛封す。酒
中神効あり。一|粒の用、命半日を出でず。死貌、悪食に彷彿すとあるが、ちょうどそれ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
一四年版ラングレー仏訳『シンドバード航海記』一二頁)。『水経注』に※池《てんち》
中神馬あり、家馬これと交われば、日に五百里行く駿駒を生むと。『大清一統志』に、江....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、睡人の伴れた犬ラキムは前肢で洞口を塞《ふさ》いでこれまた沈睡したが、人も犬も睡
中神智を多く得てラキムは世界無類の智犬となった。西暦四五〇年テオドシウス若帝の治....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
入れたので、名古屋丸は旧名ネヴァタ、東京丸はニューヨークといったのである。この途
中神戸で楠公神社へ妻と共に参詣したが、福原には妓楼なども出来ていて、旧観を更めて....
「源氏物語」より 著者:紫式部
く》に寄りかかった様子にも品のよさが見えた。 暗くなってきたころに、 「今夜は
中神のお通り路《みち》になっておりまして、御所からすぐにここへ来てお寝《やす》み....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
助りでした。仕事の結果は、何しろうんと長いものの登場ですから、ヨーロッパ旅行の途
中神戸へついたようなものです。その部分としては満足です。じっと先の方を見てゆっく....
「桂馬の幻想」より 著者:坂口安吾
ゃない。ハッキリと見たんです。四五の桂です」 野村は返答の仕様がなかった。対局
中神経がたかぶっているのだろうと思ったから、わざと話しかけもせず、肩を並べて黙々....
「芸術三昧即信仰」より 著者:上村松園
たところで今更改めようとは思わない。 わたしはよく保養旅行に出る。その旅行の途
中神社や仏閣があれば廻り道でもお参りすることにしている。そうするとわたしの気持ち....
「帝大聖書研究会終講の辞」より 著者:矢内原忠雄
にある。その審判の内容は神に敵するものには刑罰、神を信ずる者には恩恵である。此の
中神に敵する者に対する刑罰の方面を高調したのが第三十四章五節以下であって、イスラ....