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主徳
「主徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
主徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「善の研究」より 著者:西田幾多郎
ある。しかし氏の根本主義はどこまでも利己的快楽説であって、希臘人のいわゆる四つの
主徳、睿知《えいち》、節制、勇気、正義という如き者も自己の快楽の手段として必要で....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
付くる、有難く心得ませい」 二人「有難うござります」 奉「下谷稲荷町茂二作家
主徳平、並に浅草鳥越片町龜甲屋差配|簑七、其の方斯様なる悪人どもが自分の差配中に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、ミタヌキともいい、野猪に似て小なり、味善くして野猪のごとしといった。和歌山旧藩
主徳川頼倫侯が住まるる麻布《あざぶ》のマミ穴の名、これに基づく事は『八犬伝』にも....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ま、弟子西住と別れて、みちのくの旅から、この秋、都へ出ていました。 そして、旧
主徳大寺公能の侍所に、別れた弟子を訪うた日、常ならぬ貴紳三人の客の牛車を、内門の....