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主管
「主管〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
主管の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
て日本政府に雇われ、前の建築師長エングランドのあとを承けて当時新橋横浜間の鉄道を
主管する人である。明治の七年から十年あたりへかけてはこの国も多事で、佐賀の変に、....
「雷峯塔物語」より 著者:田中貢太郎
いて、日間は官巷で薬舗をやっている李幕事の弟の李将仕という人の家へ往って、そこの
主管をしていた。 許宣はそのとき二十二であった。きゃしゃな綺麗な顔をした、どこ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
とは同意出来ない、とそう云うのである(八月二日付東京朝日)。 メートル法施行の
主管大臣たる中島商相自身が来年の強制施行には反対だそうで、その理由は知らないが、....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
務を扱ったのだ。尤も少参事は正権共に一般の藩政に関係しつつ、また右にいった分科を
主管する事になっていた。そこで、小林は会計、長屋は治農、野中は刑法、東条は軍務、....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
いて、日間は官巷で薬舗をやっている李幕事の弟の李将仕と云う人の家へ往って、そこの
主管をしていた。 許宣はそのとき二十二であった。きゃしゃな※な顔をした、どこか....
「役人学三則」より 著者:末弘厳太郎
かるところがない。ある役所でなにか新しい仕事を始めようとすると必ずやほかの役所は
主管事務の関係からいろいろと難癖をつける。そうして少しでもなにか利得を得ようとす....
「帝国劇場のオペラ」より 著者:永井荷風
を仏蘭西人の手より買取ったことがあった。是亦戦争の余沢である。オペラは帝国劇場を
主管する山本氏の斡旋に依って邦人の前に演奏せられ、仏蘭西近世の美術品と江戸の浮世....