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乃父
「乃父〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乃父の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命論者」より 著者:国木田独歩
『お前は何を考がえて居るのだ。持《もっ》て生れた気象なら致方《しかた》もないが、
乃父《おれ》はお前のような気象は大嫌《だいきらい》だ、最少《もすこ》し確固《しっ....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
のです、――」と彼はちょっと吃《ども》って云った、「あの日拙者は、深くも考えず、
乃父《だいふ》とともにあなたのお屋敷に乗りこみました、申わけないことをいたしまし....
「日本男子論」より 著者:福沢諭吉
何《いかん》などと、不審を起こして詰問に及ぶときは、さすが鉄面皮《てつめんぴ》の
乃父《だいふ》も答うるに辞《ことば》なく、ただ黙して冷笑するか顧みて他を言うのほ....