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久保天随
「久保天随〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
久保天随の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自叙伝」より 著者:大杉栄
いが、たとえば大町桂月とか塩井雨江とかいうような当時の国文科出身の新進文学士や、
久保天随とか国府犀東とかいう漢文科出身の新進文学士が、しきりに古文もどきや漢文も....
「紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
からは、かけ離れていた。一群の人たちは、遅塚麗水、大町桂月、江見水蔭、田山花袋、
久保天随、坪谷水哉などであるが、花袋が紀行文家と言われた時分は、自然派文学勃興以....
「読書遍歴」より 著者:三木清
月を読んで、桂月張りの文章を書いていたが、漢詩を習うようになってから勉強したのは
久保天随とか森槐南とかの著書であった。一時は『唐詩選』の中の詩をできるだけ多く暗....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
ってそれを讃美するような文章を作って久保君に渡したことなどを記憶している。その後
久保天随君の名は常に耳にしているが、今でも余のデスクの傍に来て文章を書く事を勧め....
「三国志」より 著者:吉川英治
、長所を択って、わたくし流に書いた。これを書きながら思い出されるのは、少年の頃、
久保天随氏の演義三国志を熱読して、三|更四|更まで燈下にしがみついていては、父に....