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乗組む
「乗組む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乗組むの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
一同の顔はぱっと輝く。 「彗星一号艇には、望月大尉と児玉班員と、川上少年電信兵が
乗組む。二号艇には山岸中尉と、帆村班員と、山岸少年電信兵とが
乗組む。目的はもちろ....
「月世界探険記」より 著者:海野十三
ない謎だった。 宇宙艇の修理は、僅かの日数で、一とおり出来上った。そこでこれに
乗組む人の顔ぶれが問題になった。いろいろ議論はあったが、ついに、少し無理ではあっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
も確かめておきたい」 「山下の銀床という床屋が親許で、近いうちに道庵先生のお邸へ
乗組むということを、人の噂でチラリと聞きました」 「ハハア、なるほど」 それと....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
なるように心がけなければいけない」 「あたいは憎まれてやしません」 「一つの船に
乗組む人は、陸上の一家族の者よりも気を揃えなければならないのだ」 そこへ、お松....
「鉄路」より 著者:蘭郁二郎
きが出来るほど、異状に磨ぎすまされた感覚の、所有者となっていた。 彼は、列車に
乗組む時、何時も『人でなしの希望』に、胸を膨らませていたのだ。 そして、列車が....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
した。 「よしッ。」大佐は、たのもしそうに、うなずいて、 「君は潜水艦『八島』に
乗組むことになっているんだ。※代さんは小川中佐の指図をうけて、この『最上』に残る....