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「乗艦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乗艦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
午後から武田光雄君が来宅せらるる旨、昨夜電話があった。元「青葉」航海士時代に私が乗艦四十五日、そして知り合いになったわけだが、サボ島沖の海戦にて重傷、帰朝して軍....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
子と心を三方に砕きつつ、母はさ言えどいかにも武男の素意にあるまじと思うより、その乗艦の所在を糺して至急の報を発せる間に、いらちにいらちし武男が母は早|直接談判と....
沈没男」より 著者:海野十三
(×月×日、スカパフロー発) 余は本日正午、無事ロイヤル・オーク号に乗艦せるをもって、御安心あれ。 余は、どうせ乗艦するなら、いきのいい海戦を見物....
志士と経済」より 著者:服部之総
号飢の訣別詩を賦《ふ》して十津川《とつかわ》郷士の一隊を連れ大阪湾のプチャーチン乗艦に当ろうとした頃(安政元年)は、もう押しも押されもせぬ一派の首領だった。訣別....