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乳母子
「乳母子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
乳母子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
右衛門督信頼卿の舎兄|民部少輔《みんぶのしょう》基成とて奥州平泉へ流され給ふ人の
乳母子《めのとご》に宮内判官《くないほうがん》家長《いえなが》といひし人の娘なり....
「絶景万国博覧会」より 著者:小栗虫太郎
うのだった。然し、孫娘の光子にはそんな懸念は露程もないと見え、朝から家を外にの、
乳母子のような燥しゃぎ方。やがて、日暮れが迫り、そろそろ家並の下を街灯|点しが通....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
。経正の子(名不明、六歳)など名を拾えば限りもないほど可憐な小児もいたのである。
乳母子(乳兄弟)やら養子、姻戚のつながりは、筑紫党やすべての地方出の大将にもつな....