乳酪[語句情報] » 乳酪

「乳酪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乳酪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ネギ一束」より 著者:田山花袋
に苦しく思った。で、お作もその身の食物を求めるよりもまず赤児の乳を尋ねまわった。乳酪を買う銭がないので、隙をつぶして、あっちこっちと情け深い人の恵みを求め歩いた....
若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
は長の籠城で、さぞ不自由をしたことだろう。痛々しいかぎりだ。羊を屠《ほふ》れ。馬乳酪《カンメズ》を取り出せ。好豆腐《メイドウフ》も持って来い。ありったけの馳走を....
穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
も真の神にあらず、牛馬も穢とせざるなり。天竺にては、雨を祈るに以牛糞塗場地、以牛乳酪食法師とあり(中略)。いつの程にか異国の風義うつりつらん、皇極天皇紀に殺牛馬....