事記[語句情報] »
事記
「事記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
事記の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
り明らかに原詩の面影を髣髴させることを得られるであろうと思われるのである。 古
事記や道徳教やの引用もわざとドイツ語をなるべく直訳した。そうした方が原著者の頭に....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
。(明治43・11俳誌「木太刀」、その他) 島原の夢 「戯場訓蒙図彙」や「東都歳
事記」や、さてはもろもろの浮世絵にみる江戸の歌舞伎の世界は、たといそれがいかばか....
「応仁の乱」より 著者:菊池寛
三度も徳政令を出して居る。 「九月二十一日、就中土一揆|乱焼失」(『大乗院寺社雑
事記』) 加るに鎮圧に赴いた将士の部下が、却って一揆に参加して諸処に強奪を働い....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
とすれば殆んど守護霊の再来と申しても差支ない位のものも少くないのでございます。古
事記の神代の巻に、豐玉姫からお生れになられたお子様を、妹の玉依姫が養育されたとあ....
「水の女」より 著者:折口信夫
丹波道主王の女なり。瓊入媛と曰ひ、第五を竹野媛と曰ふ。(垂仁紀) この後が、古
事記では、弟王二柱、日本紀では、竹野媛が、国に戻される道で、一人は恥じて峻淵に(....
「最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
保存せられていた律文が、最初の形であった。これを散文化して、文字に記したのが、古
事記・日本紀その他の書物に残る古代史なのである。だから成立の始めから、宗教に関係....
「人造物語」より 著者:海野十三
うなものの、その考えは、無論、人間の頭脳から発生したことは言うまでもない。 古
事記によると、我が国の神達は、盛んに国土を産み、いろいろ特殊の専門というか、技術....
「島原の夢」より 著者:岡本綺堂
『戯場訓蒙図彙』や『東都歳
事記』や、さてはもろもろの浮世絵にみる江戸の歌舞伎の世界は、たといそれがいかばか....
「土田さんの芸術」より 著者:上村松園
辺に写生に通ったりしたものだったが落選したと聞いた。〈春山霞壮夫〉と題した作は古
事記か何かにある神話で、珍しく時代物だった。確か私の〈人形遣い〉を出した年で、両....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
谷蟆の事から、引いてクグツ(傀儡)の名義にまで一寸及んだ事であった。それには、古
事記に少彦名命の事を知っておるものが久延毘古であり、その事を大国主神に申し上げた....
「国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
ど書いたのは、その呼び声のままに文字を当てたのであろうと。この事は本居翁も既に古
事記伝において疑うておられる。 吉野の国巣、昔より久受と呼来たれども、此記の例、....
「サンカ者名義考」より 著者:喜田貞吉
い。蔭涼軒日録文正元年二月八日条には、有馬温泉場の坂の者の名も見え、大乗院寺社雑
事記には応仁・文明頃の奈良|符坂寄人の事を坂衆・坂座衆、或いは坂者などとも書いて....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
りきれぎれの断片になったりしたにしても、記録の行われる時代まで持ち越されて、『古
事記』や『日本書紀』や『古語拾遺』やのうちに、二百あまりも書きとどめられたことは....
「古事記」より 著者:太安万侶
古
事記 上の卷 序文がついています 序文 過去の時代(序文の第一段) ――古事....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
る。この「間人」の二字、古くハシヒトと訓ませてあるのであるが、奇態な事には、「古
事記」に「間人穴太部王」とある欽明天皇の皇子の御名を、「日本紀」には「※部」すな....