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二の替り
「二の替り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二の替りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
の似顔が、さながら生き生きとさしうつむいているのでした。それを、瓢楽座で日延べの
二の替りを打っておいでになりました貴方のお父様が御覧になりました時、 「これは驚....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
。狂言は二日がわりで、はじめの二日は盆前のために景気もあまり思わしくなかったが、
二の替りからは盆やすみで木戸止めという大入りを占めた。その替りの外題は「優曇華浮....
「里の今昔」より 著者:永井荷風
にわか》には十分間に車の飛ぶことこの通りのみにて七十五|輌《りょう》と数へしも、
二の替りさへいつしか過ぎて、赤蜻蛉《あかとんぼう》田圃に乱るれば、横堀に鶉《うず....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
から勉強ができなくなつたら、死ぬよりつらいんですの。……實は昨日から又、次ぎの、
二の替りの出し物のお稽古がはじまつていて、ゆんべも小屋で泊つたんですの。今夜も泊....