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「二号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二号の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
命令されるために書きつけてゆかれるのが例になっていたものである。 出勤次第、第二号「テレビジョン」機ヲ「スタート」ノコト。受影機ノ同調周波数ヲ七万付近ニ選ビ、....
階段」より 著者:海野十三
貼りの煉瓦の建物が五つ六つ押しならんでいるところは、まことに偉観であった。僕は第二号館にある物理部へ編入せられ九坪ほどの自室と、先輩の四宮理学士と共通に使う三室....
恐しき通夜」より 著者:海野十三
の活躍は、自分でいうのは少しおかしいが、実に目覚ましいものだったよ。殊に僚機の第二号機に竹花中尉、第三号機には熊内中尉が単身乗りこんでいたが、その水際だった操縦....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
は、耳慣れない陸軍将校の言葉に、やや頭痛を覚えるのだった。 「東京警備一般警報第二号!」先刻ほどの将校の声がした。「発声者は東京警備参謀塩原大尉。唯今より以降、....
柿色の紙風船」より 著者:海野十三
た中に隠してそれから看守に連れられて外に出た。 (おオ、おオ) と向いの一二二二号が小窓から顔を出して、私にサインを送った。彼はこの刑務所へ入って出来た最初の....
怪星ガン」より 著者:海野十三
そのけっか、隊長テッド博士のはやい命令がよかったことがわかった。というのは、第二号艇と第三号艇と、それから博士が乗組んでいる司令艇と、この三台の艇内に、やはり....
海底都市」より 著者:海野十三
円陣《えんじん》がつくられた。 「ええと……装置のエル百九十九号。二百一号、二百二号、二百三号。それからケーの十二号、四十号、八十号。それだけ」 カビ博士は天....
鬼仏洞事件」より 著者:海野十三
呑みこめた。 第一号室は、たったそれだけであった。 何のことだと、つづいて第二号室に足を踏み入れた三千子は、思いがけなく眩しい光の下に放りだされて、目がくら....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
はぱっと輝く。 「彗星一号艇には、望月大尉と児玉班員と、川上少年電信兵が乗組む。二号艇には山岸中尉と、帆村班員と、山岸少年電信兵とが乗組む。目的はもちろん竜造寺....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
ろしい」 と、横柄な口をきいた。 こうして第一号は放免されたのだった。 第二号以下も、同じような取調がつづけられた。 これだけの取調のなかに、五つの箇条....
空襲警報」より 著者:海野十三
ツカと室に入ってきて、一枚の紙片を軍曹に渡した。 「あッ。……ただ今、先発隊の第二号機から通信がありました。――『本機ニ二三〇三地点ニ達セルモ敵機ヲ発見スルニ至....
棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
午まえの東京を後にしたのだった。 九月一日の午前十一時四十八分、彼は横浜税関の二号倉庫の中で、あの有名なる関東地方の大震災に遭った。 そのとき彼が一命を助か....
梵雲庵漫録」より 著者:淡島寒月
の私などに取って悦ばしい事の一つかも知れない。呵々。 (大正十二年五月『七星』第二号)....
」より 著者:犬田卯
て再任に堪え得ず」ということではあったのだが。 辞職後はF町裏に囲ってあった第二号も「解職」したということであったし、第一、ご自身が酒からの動脈硬化で全く「再....
妖怪談」より 著者:井上円了
の責、羅して余が筆にあり、これをゆるせよ、これをゆるせよ。 出典 『教の友』第二二号、明治三八(一九〇五)年一〇月一日、一―一三頁、加藤禅童記。....