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二塁
「二塁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二塁の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
て射撃をする。官軍は銃に装剣して抜刀隊と共に進み、午後二時になって、やっと山腹の
二塁を奪還した。 然し、絶頂の一塁は猶敵手にある上に、薩軍は兵力を増加した様子....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
ってかにのようにまたがあいている。一塁手は「旗竿」と称せられる細長い大工の子で、
二塁手は「すずめ」というあだ名で駄菓子屋の子である、すずめはボールは上手でないが....
「神経衰弱的野球美学論」より 著者:坂口安吾
生は嘆いていたが、まさに同感、僕らの年齢になると、ホームランを打っても、せいぜい
二塁で息がつづかず、休息ということになり、その疲労で一度にグッタリしてしまう。 ....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
ら、結構たのしめるスポーツになりゃしないかと思う。 投捕手間ぐらいの距離。一、
二塁間ぐらいの距離。ひところ日本のプロ野球でもアメリカの例にならって、
二塁にタル....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
いまや三万におよぶ大兵を擁すにいたり、お味方はといえば、からくも箱根山中の一|塁
二塁にしがみついて、孤軍、必死のふせぎにあたっておりまする」 「わかった。いま、....