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「二形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二形の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
不尽の高根」より 著者:小島烏水
わるるままに、金剛杖に焼印を押すが、不二の象形の下に、合目や岳の名を書いたり、不二形の左右に雲をあしらい、御来光と大書して、下に海抜三千二百何メートルと註してあ....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
範疇《はんちゅう》―― 人間の宇宙観念を作るものは、実に「時間」と「空間」との二形式である。故《ゆえ》に吾人《ごじん》のあらゆる思惟《しい》、及びあらゆる表現....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
――例えば論理とか方法とかの――弁証法では無かったのだから。形式的な――第一・第二形態の――自然弁証法は、本来の自然弁証法の抽象的な形態に過ぎない――後を見よ。....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
ーマニズム主義(第三の今の形態のヒューマニズム)へ持って行くからである。この際第二形態のヒューマニズム、政治的文化的スローガンとしてのヒューマニズム、の魅力は云....
新感覚論」より 著者:横光利一
少くとも一応は客観的形式なるものの範疇を分析し、主観的形式の範疇分析をした結果の二形式の内容の交渉作用まで論究して行かねばならなくなる。ただそれのみの完成にても....