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二院
「二院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二院の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
もこの道ではよほど難渋されたと見えて、広済《こうさい》、広極《こうきょく》という
二院を山中に立てて、後の旅人を憩《いこ》わしむるようにされたとのことだが、その時....
「あたらしい憲法のはなし」より 著者:文部省
一つ/\を「議院」といいます。このように、國会が二つの議院からできているものを「
二院制度」というのです。國によっては、一つの議院しかないものもあり、これを「一院....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
同情もしていなかったのは明らかだ。 しかし、新しい光厳帝にせよ、後伏見、花園の
二院にせよ、血でいえば、支流も本流もない同じ皇室の後醍醐である。まして昨日の天皇....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
。蔑められていた地下人階級の擡頭が、始まりです。 後の大きな人間悲劇をかもした
二院政治(朝廷と上皇との)も、保元の乱も、素因は、じつに、天皇御自体のうちにある....