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五城
「五城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五城の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
た三人を見出した。それは東京の第一高等学校(この頃中の字を取った)数学教師の数藤
五城《すどうごじょう》氏、法官で居て最初東京に居て台湾千葉と転任した、渡辺|香墨....
「茶粥の記」より 著者:矢田津世子
て、いよいよ郷里の秋田へ引き上げることになった。秋田といってもずっと八郎潟寄りの
五城目という小さな町である。実は善福寺さんとの打合せでは五七日忌前に埋骨する手筈....
「凍雲」より 著者:矢田津世子
秋田市から北の方へ、ものの一時間も汽車に揺られてゆくと、一日市という小駅がある。ここから軌道がわかれていて、
五城目という町にいたる。小さな町である。封建時代の殻の中に、まだ居眠りをつづけて....
「山の人生」より 著者:柳田国男
へ越えてみると、この二つの事件も結びついている。これも小田内通敏氏の談であるが、
五城目近在の木樵でかねて田舎相撲の心得ある某、或る日山で働いて木を負うて立とうと....