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「五声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五声の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
珠合璧』下、鼓とあれば諫め、苔深し。『鬻子《いくし》』に禹《う》の天下を治むるや五声を以て聴く。門に鐘鼓|鐸磬《たくけい》を懸け、以て四方の士を待つ。銘に曰く、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
に分けてすべての音声を十五位に分類する、これを律呂《りつりょ》という、十五位は十五声にして一声、一声にして全声なるものです。御承知でしょう、この外を流れる川に、....
挿話」より 著者:徳田秋声
た。 ある日の午後も、隣りの狂気鳥が、しきりにでたらめのを囀っていた。 三声五声抱えの芸名なんかを呼んでいたかと思うと、だんだん訳がわからなくなって、調子に....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
。懐竹抄を読んだことがあるだろう」 「覚えておりませんが」 「あの初めに――笛は五声八|音の器、四徳二調の和なりとある」 「笛の先生みたいですね」 「わしは、極....