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五帝
「五帝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五帝の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「李陵」より 著者:中島敦
実に気持よく進んだ。むしろ快調に行きすぎて困るくらいであった。というのは、初めの
五帝本紀《ごていほんぎ》から夏殷周秦《かいんしゅうしん》本紀あたりまでは、彼も、....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ころの象を図して示し、智愚をして皆知らしむ」といい、また「晋《しん》刑法志」に「
五帝象を画いて民禁を知る」とあるなどは、皆刑罰の絵を宮門の双闕《そうけつ》その他....
「『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
へば八元八※の如きは易の八卦の思想にして、舜に二女を賜ふとあるは、『史記』卷一、
五帝本紀には九男二女とありて女には偶數(陰)の最小なるを撰び、男には奇數(陽)の....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
空を見た。 「これは不可ない、仕損じたらしい」 公孫樹の大木の真上にあたって、
五帝星座がかかっていて、玄中星が輝いていたが、一ツの簒奪星が流星となって、玄中星....
「三国志」より 著者:吉川英治
ように申しておりまする」と、暦数から迫ってみたり、ある時はなお、 「むかし三皇、
五帝も、徳をもって御位を譲り、徳なきは徳あるに譲るを常とし、たとえ天理に伏さずと....