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五絃
「五絃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五絃の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「弟子」より 著者:中島敦
にして中《ちゅう》におり、生育の気を養うものでなければならぬ。昔|舜《しゅん》は
五絃琴《ごげんきん》を弾《だん》じて南風の詩を作った。南風の薫《くん》ずるやもっ....
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
竹となって残っている。 二人の妃はそれから、湘江のほとりで帝が生前愛玩していた
五絃の琴を取出し、悲怨の歌を弾じて、泣きながら湖水のなかに身を投じ、帝の後を追っ....