五逆罪[語句情報] » 五逆罪

「五逆罪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五逆罪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
人|環り視る中において、淑女の衣を奪うて、月夜を引廻すに到っては、主、親を殺した五逆罪の極悪人を罪するにも、洋の東西にいまだかつてためしを聞かんぞ! そりゃある....
「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
私も一所に身をなげる外しかたがない。もしまだ死ぬ時も来ない親に身をなげさせるのは五逆罪であろう。ミダ如来は西方浄土を荘厳し一念十念をもきらわず十悪五逆罪をもみち....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
出来る。十方の衆生至心に信楽して、我が極楽浄土に生れんと欲せば、ないし十念せよ、五逆罪と正法を誹謗したものとのほかは、ことごとく往生せしめるという誓願を、阿弥陀....