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五門
「五門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五門の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
もたらして来た。やがて水戸浪士が望月まで到着したとの知らせがあって見ると、大砲十
五門、騎馬武者百五十人、歩兵七百余、旌旗から輜重駄馬までがそれに称っているとの風....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
静岡の市中ではこの事を聞き伝えて種々の噂が立った。さてその日になると、早朝に前田
五門が保の家に来て助力をしようと申し込んだ。
五門は本五左衛門と称して、世禄五百七....
「蠹魚」より 著者:宮本百合子
第三門に天文、数学、博物学、医学、兵学、農学。そして、第四門に文学美術、音楽。第
五門、編年、家記、伝記、考証、地理。第六門に叢書、類書等を総括している。漢書之部....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ーユミノーの不運な軽率。砲兵隊が泥濘《でいねい》に足を取られたこと。護衛のない十
五門の砲がある凹路《おうろ》でアクスブリッジのために転覆されたこと。イギリス戦線....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
海軍省の発表によると、噸数《トンすう》は八千五百噸、武装は十五|糎《サンチ》砲十
五門、十二糎高角砲四門で、速力は三十三ノットだ。 この数字を見ただけでも、『最....
「三国志」より 著者:吉川英治
、杜、景、死、驚、開の八部とし、うち開と休と生の三門は吉。傷と杜と景と死と驚との
五門は凶としてある。即ち東の方の生門、西南の休門、北の開門、こう三面より討って入....