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五黄
「五黄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五黄の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧主人」より 著者:島崎藤村
で御飯を召上る時でも、口を御|利《き》きなさらないことがありました。 旦那様は
五黄《ごおう》の金《かね》、その年の運気は吉、それに引換え奥様は八方塞《はっぽう....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
そして竹村は小さなコマを、盤にめりこますように力を入れてすすめた。 「君は、
五黄《ごおう》だろう」 「それがどうしたのさ」 「道理で。――うちの奴も
五黄だっ....
「油絵新技法」より 著者:小出楢重
によって人の性格を定めて見る事をする。私はよく知らないが、九紫はどんな性格であり
五黄の寅歳の男女は如何に意地強きかといったりする。その星の強さというものに似たも....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
のとり、四緑、木星、柘榴木《じゃくろぼく》。 お久美――嘉永二年、つちのととり、
五黄、土星、大駅土《だいえきど》 おりんお滝――天保八年、ひのとのとり、一白、水....
「妖怪学」より 著者:井上円了
相伝えて九星起こるという。九星の名目は左のごとし。 一白 二黒 三碧 四緑
五黄 六白 七赤 八白 九紫 これを時に配し、日に配し、月に配し、年に配....
「迷信解」より 著者:井上円了
うも、真偽は定め難い。その数が一より九までありて、これに一白、二黒、三碧、四緑、
五黄、六白、七赤、八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し....