亡室[語句情報] »
亡室
「亡室〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
亡室の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「足迹」より 著者:徳田秋声
夫婦も、着換えをして後から続いた。 衆が病院へ駈けつけた時分には、死骸はもう死
亡室の方へ移されてあった。げっそり嵩の減ったような叔母の死骸には、白い布が被けら....
「痀女抄録」より 著者:矢田津世子
う吹きながら上眼で龍子を見て言った。 「どうです、先生、出かけますか? まだ、死
亡室に置いてありますがね」 龍子は不興気に頭を振った。 「これから、また、ひと....