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「亡状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

亡状の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
喚されしも、今に方つかずと、神社滅亡を喜悦するが例なるキリスト教徒すら、官公吏の亡状を厭うのあまり告げ来たれり。これらにて、合祀は民の和融を妨げ、加えて官衙の威....
日本山岳景の特色」より 著者:小島烏水
る、そうであらねばならぬのである、誰か偉大なる富士山を除外するような僭越と非礼と亡状を敢えてして、日本山岳論の特色を論ずることが出来よう。....
婦系図」より 著者:泉鏡花
た。 「貴下の奥さんを離縁なさい。」 隼 五十三 一言亡状を極めたにも係わらず、英臣はかえって物静に聞いた。 「なぜか。」 「馬丁貞造....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
民族と自称する者の大部分は現在、この第三条の規約に引っかかって、精神的の破産、滅亡状態に陥りつつあるのだから……。 と……いうのは他の理由でもない。今まで説明....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、早くも感づきました。相手が百万石の加賀守では、駅の者も手出しができないで、その亡状《ぼうじょう》に任せているのだなと米友が気取《けど》ると、またも歯をギリギリ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、彼等は三田の薩摩屋敷を巣窟として、白昼、お膝元荒しをやっている。 その奇怪の亡状――上野の山内にまで及んでいるということだ、もはや堪忍《かんにん》が成り難い....