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人員
「人員〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
人員の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
て杞憂《きゆう》であったろうか。 現場近接 海底へ下りたワーナー博士一行十名は
人員点検をして異状のないことを確かめた上で、一団となって進発した。 五個の強力....
「鍵から抜け出した女」より 著者:海野十三
午後九時に、僕たちの部屋を二人の監守が見まわるのが常例になっていた。そのときは
人員の点呼をし、健康状態がよいかどうかをたしかめた上、就寝させられることになって....
「間諜座事件」より 著者:海野十三
三条 健子 海原真帆子 紅 黄世子 この中に彼女の名前があるのだ。この出演
人員を※としよう。 ところで一つ前の「砂丘の家」には彼女は出なかった。しかしこ....
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
覆面探偵を見かけたらすぐ課長に報告すること。以上のことを行うについて、次のような
人員配置にする。――」 といってその担当主任や係を指名した。一同は何でも彼でも....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
って眺めると、どこもここも茫々の焼野原。 ◯象潟二丁目の或る隣組では、四十五人の
人員が二十人しか生存していない。 ◯水の公園では押されて人々が倒れると、その上に....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
った。 遭難をつたえられるサミユル博士搭乗の『宇宙の女王』号にくらべると、搭乗
人員ははんぶんであるが、そのかわりこの救援ロケット艇は、最新型の原子エンジンを使....
「骸骨館」より 著者:海野十三
音を出す擬音係もいるんだ。この音は骸骨の骨が鳴る音をきかせるんだ。これでちょうど
人員は五人いるんだよ」 こうして胆だめしの遊びがはじまることになった。その廃工....
「暗号の役割」より 著者:海野十三
っと下りたときの烏啼は、鬼神もさける体の颯爽たる首領ぶりだった。 「中へ踏み込む
人員は、おれと碇と、それから豹太、沙朗、八万の五名だ。あとの者は、手筈に従って外....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
だすという覚悟のことだ。わかるかね。よろしい。わしは同志をつのるよ。そして必要な
人員をあつめる。そして噴行艇の大部隊をつくって大宇宙遠征をやろうではないか」 「....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
北の空に姿をかくした。 こうして危難はひとまず去った。 大月大佐は、すぐさま
人員点呼をおこなうとともに天幕の中にあった食料などをしらべた。 怪我人は八名、....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
りだして海中作業をやっているのは英国系の技師だった。その大工事に、いま働いている
人員は三千人というおどろくべき数に達していた。三千人といえば、その毎日の食料品を....
「空襲警報」より 著者:海野十三
の小人数になった防護団では、とても手が廻りゃしないことがわかっている」 「一体、
人員はどのくらいに減ったのかい」 「とても話にならぬ。半分ぐらいに減っちまったん....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
代表することを知らざるこれなり。今、わが国の宗教家、神官、僧侶を合して十万前後の
人員ありと称す。この
人員は三千数百万の日本人の一部分なれば、その愚なるはすなわち....
「西航日録」より 著者:井上円了
ンと称し、その長さ百二十間、その幅十八間の大船なり。上等客室三百七十七ありて、総
人員千五百四十六人の定員なれば、あたかも一船中に一町村を見るがごとし。その速力、....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
は先ず国民皆兵を断行し、欧州大陸の諸強国は次第にこれに倣う事となった。最初はその
人員も多くなかったが、国際情勢の緊迫、軍事の進歩に依って兵力が増加せられ、第一次....