人頭税[語句情報] » 人頭税

「人頭税〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

人頭税の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
イワンの馬鹿」より 著者:菊池寛
におきてやさだめを作りました。金はみんな金庫へしまい、人民には税金をかけました。人頭税や、人や馬車には通行税、靴、靴下税、衣しょう税などをかけました。それからな....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
わかった1)。従って男子の比率はほぼ二倍であるが、これは家族を田舎に残して都市に人頭税を稼ぎに来る者が多いのと、貴族の間に、莫大な数に上るその隷農を、ペテルスブ....
環礁」より 著者:中島敦
することに決めたためである。警官は、この用件と、もう一つ僻遠《へきえん》諸離島の人頭税取立てとを兼ねて、一人の島民巡警を引連れ、内地人の乗ることなどほとんど無い....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
を生殺与奪するところの権利はもちろんその華族に在るんです。またこの華族は平民から人頭税を徴収します。その人頭税はごく貧乏人でも一タンガー位出さねばならぬ。その上....