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仁徳天皇
「仁徳天皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仁徳天皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
にをなすったので、大雀命もやむをえず、ついにお位におつきになりました。後の代から
仁徳天皇とお呼び申すのがすなわちこの天皇でいらっしゃいます。 難波のお宮 ....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
三千年、山海万里のうちにはおのずから異風奇態の生類あるまじき事に非ず、古代にも、
仁徳天皇の御時、飛騨に一身両面の人出ずる、天武天皇の御宇に丹波の山家より十二角の....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
んみづから『百姓』の語を以て呼びかけ給へるところ七十四ヶ所に及ぶ。殊に、第十六代
仁徳天皇に於かれては、 『君ハ百姓ヲ以テ本トナス』 『百姓貧シキハ則《すなは》チ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
○ 秋の田の穂のへに霧らふ朝霞いづへの方に我が恋やまむ 〔巻二・八八〕 磐姫皇后
仁徳天皇の磐姫皇后が、天皇を慕うて作りませる歌というのが、万葉巻第二の巻頭に四首....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
い渡した。しかし、天皇崩御のとき末ッ子が辞退して次兄に皇位をゆずった。この次兄が
仁徳天皇だそうだ。こんな話が記紀にあるから、親も好みのアトツギを選ぶには子供に気....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
によって両面四手と云う、という、この怪人物は日本書紀にチョッピリと記事があって、
仁徳天皇六十五年の条に、 「ヒダの国に宿儺(スクナ。以後カナで書きます)という者....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
の節句、五月五日の菖蒲《しょうぶ》の節句、九月九日の菊の節句についで古い行事で、
仁徳天皇の御代に山《やま》ノ辺《べの》福住《ふくずみ》の氷室の氷を朝廷に奉《たて....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
に幽棲して、全く世と隔絶し、久しくその存在をすら忘れられたりきと伝うるなり。また
仁徳天皇朝には、摂津猪名県の佐伯部が、天皇の愛し給いし菟餓野の鹿を射殺して献じた....
「妖怪学」より 著者:井上円了
とく示したるものあり。 神武天皇 一白 釈迦如来 五黄 応神天皇 九紫
仁徳天皇 三碧 聖徳太子 六白 弘法大師 二黒 菅原道真 三碧 円....
「古事記」より 著者:武田祐吉
わせて成立したものと考えられる。 さて中卷は、神武天皇から應神天皇まで、下卷は
仁徳天皇から推古天皇までの計三十三代の天皇の御事蹟である。この二卷は、帝紀の記事....
「古事記」より 著者:太安万侶
天皇は、夢で御承知になつて神樣を御崇敬になつたので、賢明な天皇と申しあげますし、
仁徳天皇は、民の家の煙の少いのを見て人民を愛撫されましたので、今でも道に達した天....