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仏祖
「仏祖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仏祖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少年時代」より 著者:幸田露伴
い頃のことでしたが、先ず毎日々々復習を為し了らなければ遊べぬということと、朝は神
仏祖先に対して為るだけの事を必ず為る、また朝夕は学校の事さえ手すきならば掃除雑巾....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
自分らごときはあだかも旧習を脱せざるもののように見なさるるのもやむを得ない。ただ
仏祖の旧恩を守って、道を道とするに、どうして片手落ちの異見を受くべきであろうぞ。....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
勒の身長を言い忘れたが、弥勒世界の人の身長は十六丈で弥勒仏の身長は三十二丈だ(『
仏祖統記』三十)、また昔弥勒と僭号《せんごう》した乱賊あったと記憶のまま書き置い....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
くちゃいけねえ、ただこの虚堂来也がねえ、ちっとばかり小せえよ、道庵に言わせると、
仏祖来也といきてえところなんだが、それはそれとして、この辞世の文句にもはじめてお....