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他姓
「他姓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
他姓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
かりか、座敷へ乱入してその子弟を片端から斬り殺した。 李姓の者はみな殺されて、
他姓の者は無事にまぬかれた。 そのとき李頤だけはまだ幼少で、その席に居合わせな....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
〇頁)支那の習俗大いにアラビヤと異なるを録していわく、支那人同姓と婚せず、いわく
他姓と婚すれば生まるる子双親に優ると。かかる説は古く既に『左伝』にあったと記憶す....
「日記・書簡」より 著者:宮本百合子
自分の愛は、今少しで、不思議に甘い妥協と家族制度との誘惑に陥る処だった。 「
他姓」「
他姓」と屡々《しばしば》繰返される両親から、物質的補助を心易く受け得る申....