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「付所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

付所の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
代に元園町という町はなかった。このあたりは徳川幕府の調練場となり、維新後は桑茶栽付所となり、さらに拓かれて町となった。昔は薬園であったので、町名を元園町という。....
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
くり歩いてカフエーライオンの前へ行く。ふっと見ると、往来ばたの天幕小屋に、広告受付所、都新聞と云うビラがさがって、そのそばに、小さく広告受付係の婦人募集と出てい....
風流仏」より 著者:幸田露伴
都合あるべきとは云え、蝸牛の角立て何の益なし、残念や無念やと癇癪の牙は噛めども食付所なければ、尚一段の憤悶を増して、果は腑甲斐なき此身|惜からずエヽ木曾川の逆巻....
ガルスワーシーの家」より 著者:岡本かの子
ーがロンドンの汚れた霧|瓦斯を遁れて健康の丘と呼ばれるハムステットに日常人事の受付所として設けた此の邸の表玄関に較べて、ひそやかで而かも華やかな裏庭一帯の感じは....
思い出草」より 著者:岡本綺堂
代に元園町という町はなかった。このあたりは徳川幕府の調練場となり、維新後は桑茶栽付所となり、更に拓かれて町となった。昔は薬園であったので、町名を元園町という。明....