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仮相
「仮相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仮相の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「善の研究」より 著者:西田幾多郎
点となすに反し、思惟を以て最も確実なる標準となす人がある。これらの人は物の真相と
仮相とを分ち、我々が直覚的に経験する事実は
仮相であって、ただ思惟の作用に由って真....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
払う熱き息、吹き掛け吹込む一念の誠を注ぐ眼の光り、凄まじきまで凝り詰むれば、爰に
仮相の花衣、幻翳空華解脱して深入無際成就一切、荘厳端麗あり難き実相|美妙の風流仏....