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会派
「会派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
会派の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
しか自分のいた修道院がトラヴィスト派だと云ったね。しかし、真実は、刷新カルメル教
会派なんだぜ。」 「カルメル教
会派って?」 「例の裸足の尼僧団のことさ。裸足の上....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
せたのだと云わざるを得ない。 モダーニズムは併し当然主知主義・新心理主義・新社
会派・等々にまで分化発達した。雑然とした近代的与件は、単に近代的に新奇なものの強....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
されて行きつつあったのである。その結果天下の形勢はどうやら、国体明徴派と内閣審議
会派とに分裂して行くらしく見えた。 現に政友会幹事会の席上、島田総務は国体明徴....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
した。重要な点は文章の調子と、全く人の意表に出たその結論とにあった。ところで、教
会派の大多数は断然彼を目して自党と確信したが、それと同時に公民権論者のみならず無....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
いる問題には口を噤《つぐ》んだ。もし意見を強《し》いられたならば、彼はフランス教
会派というよりもむしろ法王派の態度を取ったであろう。われわれは司教の人物を描くの....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ていっそうおごそかにされた聖ベネディクトの規則である。
それらの修道女は、他の
会派の人たちが往々あるように、快活で健やかで顔色がいいなどということは決してない....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
ちにも、けっしてイングランド教会の者はいないのである。われわれは天主教徒か長老教
会派のもので、天主教徒が多数を占めている。そこで、どちらの信徒にも異なる宗派の儀....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
ー・ド・パリー。 監督派流儀に 未詳。この監督派というのはプロテスタント監督教
会派をさすのであって、その唱道した監督制度主義とは教会の主権を法王のような一主権....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
漫画そっくりで、四代目クラブや鎌倉組がひっくりかえって笑ったら、そのしかえしに桜
会派の平塚組やアジア
会派の藤沢組と組んで、鎌倉組を敗戦主義者の集りだの、降伏主義....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
意ある気勢を見せながら、再起せぬエセックスに見当はずれな肩入れを示した。彼は新教
会派の支柱である。バアリイの死に当たって、ケンブリッジ大学が故人の残した総長の椅....
「オスカー・ブロズキー事件」より 著者:妹尾アキ夫
の時に気のきいた冗談をとばす彼を、いつも見ているはずの、彼のうちの尊敬すべき高教
会派の家政婦は、彼を信じきっていたのである。 だが、このサイラスという男は、じ....