伝送[語句情報] » 伝送

「伝送〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

伝送の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
イクロフォンがついているんだ。だからこっちのうなり声は、そのまま総理部の監視所へ伝送されるのだ。靴男工ポールのうなっているのは明らかに自記装置《オートグラフ》に....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
跨《また》がる蓑笠《みのかさ》の茂太郎――こうなるとチュガ公は、茂太郎のために、伝送の役をつとめんとして来たようなものです。 雨の夜道も、苦にはなりません。 ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
門《かみなりもん》をさしていそぐ栄三郎の姿が、豆のようにぽっちりと見える。与吉を伝送《でんそう》の中つぎに残して、あとをつけてゆく源十郎とお藤の影は、もとよりた....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
義ニ取ル、古ヘハ丹波但馬ヨリ主計寮ニ献ズ、近代ハ江東ニ多ク之レヲ造ル、京師海西ニ伝送シ最モ美ト称ス、今丹但ノ産甚ダ少クシテ好カラザル也、一種打栗ト云フ者アリ、好....