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似絵
「似絵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
似絵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
も面ばせも、後宇多には似給わず、亡き母ぎみの談天門院の美貌をうけていらっしゃる。
似絵師のことばでよく、“藤原顔”というあの瓜実顔ではあるが、鳳眼するどく、濃いお....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
こに立って、わしを見ておれ」 「な、なんの御用で?」 「よい面がまえだ。その面、
似絵(似顔)に描いてつかわそう。しばし、うごくまいぞ」 腰の筆苞から絵筆を抜き....