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伽衆
「伽衆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
伽衆の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小田原陣」より 著者:菊池寛
鎧に朱塗の重籐の弓を握り、威儀堂々と馬に乗って洛中を打ち立った。それに続く近習や
伽衆、馬廻など、皆善美を尽した甲冑を着て伊達を競ったから、見物の庶民は三条河原か....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
蔵奉行、御料人様衆、御小姓衆、御しょう堂様衆、御|同朋衆、御使者番、御右筆衆、御
伽衆、御茶堂衆に至るまで、その数およそ五百人、座を圧して居流れていた。尚三十人の....
「天主閣の音」より 著者:国枝史郎
にしても、これと云ってとっこにの大々名が、どんな妾を抱えようと、香具師のようなお
伽衆を、大奥へ入れて酒宴しようと構わないと云えば夫れまでであった。 「ご微行をお....
「五右衛門と新左」より 著者:国枝史郎
来になった。 × 「居るかえ」 と云い乍ら這入って来たのは、お
伽衆の曽呂利新左衛門であった。 「やあ新左、まず這入れ」 五右衛門はポンポンと....