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低姿勢
「低姿勢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、道誉の顔のなかの黒子と一しょに、にんまりする。 が、師直もさるものだ。陪臣の
低姿勢を、くそまじめなほど守ッているが言辞はどこか、ぬけぬけしていた。 「ははあ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
で、わけて新田義貞の一面小心な競争心の潜在も彼は見のがしていず、あくまで、ここは
低姿勢を守ろうとしていたのである。 この間に、新政府では、恩賞令の発布につづい....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
正を介して、みかどの許へ、そっと上書された文意は、鄭重というよりは、むしろ至極、
低姿勢なものだった。 臣 尊氏 さきに勅勘を蒙り 身を法体に替へて 死を罪なきに....