住吉踊[語句情報] »
住吉踊
「住吉踊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
住吉踊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
女は妹らしい十四五の小娘をつれて、桐屋の飴の袋をさげていた。小娘は笹の枝につけた
住吉踊りの麦藁人形をかついでいた。 「あら、三河町の親分さん」と、女は立ち停まっ....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
。何事もみんな物珍らしいことはこの四ツ角に立って見物する最上の場所だったから――
住吉踊《すみよしおどり》の一隊が来てかっぽれを踊ると、大きな渦になって見物がとり....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
ゆすぶ》ったら、フイと提灯の灯が消えてしまった。 「オイなぜ消すんだ灯を。提灯は
住吉踊《やあとこせ》の手遊《おもちゃ》じゃねえ、揺って面白えって代物じゃねえんだ....
「深川の唄」より 著者:永井荷風
玉《まゆだま》、成田山《なりたさん》の提灯《ちょうちん》、泥細工《つちざいく》の
住吉踊《すみよしおどり》の人形なぞ、さまざまな玩具《おもちゃ》を手にさげたその中....